史跡案内 - History -

河原町界隈の史跡案内⑨一之舟入

「高瀬川」は慶応16年(1611)頃、角倉了以が開いた運河。今に残る舟入はこの「一之舟入」のみ。復元された「高瀬舟」が一隻、川波に浮かんでいる。「舟入」は高瀬舟の荷物の上げ下ろしや舟の方向転換をするための船溜所。ここを一番にして五条までに8か所あった。奥行きはおよそ90m、幅12m。ここで角倉家が管理した。角倉家の跡は、現在日本銀行の京都支店になっている。角倉家の勘定方「毛利勘兵衛重能」は、倉庫の一部で「珠算道場」を開き、門下生数百人が育って全国に普及し、「そろばん」の始祖と言われる。