史跡案内 - History -

龍馬が駆けた河原町③桂小五郎・幾松寓居跡

現在も料理旅館として営まれている「幾松」。東三本木(丸太町橋西北)の芸妓幾松(のちの桂小五郎夫人)と小五郎のロマンスが有名である。当時の遺品や掛け軸などがあり、時代を偲ばせる。幾松が単身踏み込んできた新撰組隊長の近藤勇から小五郎を守った「吉田屋(東三本木の料亭)事件」があった。必死の面持ちで乗り込んできた近藤勇に対して、少しも騒がず何食わぬ顔で「京の四季」を艶やかに舞い続けて小五郎を逃したのである。近藤もまた幾松の肝っ玉に感服し、その場を黙って引き上げたという。