史跡案内 - History -

龍馬が駆けた河原町①長州藩邸跡/桂小五郎像

京都ホテルオークラの地は江戸時代長州藩邸のあった所。ホテル西側に桂小五郎像がある。桂は吉田松陰の門下生で、長州藩における討幕派の中心人物。池田屋事件では難を免れ、禁門の変では危機を切り抜け、芸妓幾松(のちの妻)にも助けられて、第一級の剣客でありながら人を斬らずに生きぬいた話は有名。慶応2年(1866)坂本龍馬の仲立ちで薩長はついに同盟に成功した。桂の力が大きかった。維新後、木戸孝允と改名。新政府で参議となり、版籍奉還、廃藩置県などの大事業に尽力した。大久保利通と対立、明治10年西南戦争では国を案じて「西郷いいかげんにしろ」と言った最後の言葉は有名。その戦中京都で病死、44歳。維新の傑物で畳の上で往生できた数少ない人物である。